東京女子医科大学病院 膠原病リウマチ痛風センター
外来診療予約

 2026年1月1日

東京女子医科大学医学部
膠原病リウマチ内科学分野 教授・基幹分野長
勝又 康弘

勝又康弘教授

このたび、2026年1月1日付けで、私が東京女子医科大学膠原病リウマチ内科学分野 教授・基幹分野長を拝命し、針谷正祥前教授の後任として、当センターの運営を担当させていただくことになりました。

東京女子医科大学病院膠原病リウマチ痛風センターは、膠原病、関節リウマチ、痛風などのリウマチ性疾患を対象に、診療・教育・研究を行う施設です。膠原病リウマチ痛風センターは1982年に発足し、多くの先達の努力により現在の規模まで拡充してまいりました。

リウマチ性疾患では、一人の患者さんが内科的問題点と整形外科的問題点を有する頻度は比較的高く、また、成長の過程で小児科から内科に診療科を移行する必要がある患者さんも一定数いらっしゃることから、このような3つの診療科がしっかりと連携することにより患者さんに大きなメリットを提供できると、私たちは考えております。

大学病院の使命には診療・教育・研究があり、これらを通じて社会に貢献することがその使命です。

 

膠原病リウマチ痛風センター3本柱膠原病リウマチ痛風センターは

①安全で良質な診療

②魅力的な卒前・卒後教育

③先端的な研究

を3本柱として掲げ、それぞれが関連して優れた成果を生み出せるように

活動しています。

 

 

外来・入院診療では、経験豊富なリウマチ専門医が標準的な治療を安全に提供しております。また、全国から治療が難しい患者さんも数多くご紹介いただいており、それぞれの患者さんに適した治療を提供することを心がけております。

 また、膠原病リウマチ痛風センターでは、皆様の将来の主治医を育成するために医学部生、初期臨床研修医、後期研修医の教育活動にも力を注いでおりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 そして、明日のリウマチ診療をより良いものとするために、多くの基礎医学研究、臨床医学研究を実施しております。ご通院中の患者さんのご協力なくしては研究を進めることはできませんので、主治医から研究に関してご説明させていただいた際には積極的にご参加をご検討くださいますようお願い申し上げます。

 

今後も、東京女子医科大学病院の各診療科と密接な連携を取りながら、リウマチ性疾患の診療、教育、研究を行っていく所存ですので、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。 

 

 

概要

 

膠原病リウマチ痛風センターは内科・小児科・整形外科の医師が協力しながら、リウマチ性疾患の診療と研究に当たっています。単施設としての外来患者数は国際的に見ても非常に多く、その専門性の高さと併せて国内外から高い評価を頂戴し、全国より患者さんをお迎えして日々の診療を行なっています。

外来はすべて予約制です。内科、整形外科、小児科が同じ場所で診療を行い、互いに得意な部分を受け持ち、協力しあうのが本センターの特徴です。

また薬物による副作用を常にモニターし、最小限に留めています。膠原病、関節リウマチ、痛風の診療を専門とし、それと関連した運動器の疾患(一般にリウマチ性疾患と呼ばれます)の診断、治療を総合的に行います。

薬物による治療が主でありますが、必要な場合には手術治療も同じ施設で行います。難治といわれるリウマチ性疾患をトータルにケアする施設です。小児リウマチの専門的診療も行っています。

施設規模

月間外来患者数が3000名に達する日本有数のリウマチ性疾患センターで、関節リウマチ患者さんの寛解導入を目指した外来治療が 内科系の医師と整形外科系の医師の区別なく行われており、またその連携がよくとれていることもあって、両者の寛解導入率に差はありません。

手術

リウマチ整形外科では年間で数百例の関節外科手術を行っています。 感染ハイリスク症例に対する手術実績が豊富な施設でありながら、関節リウマチ患者さんに対する人工膝関節手術・人工股関節手術後の急性期の深部感染率は非常に低いです。関節リウマチ患者さんに対する足趾手術の件数も多く、特に最近の関節リウマチ治療の成績向上に合わせ、関節修復まで考慮した手術方法を採用しています。患者さんのニーズを踏まえ、全国的にはまだ数少ない人工足関節置換術も積極的に行っています。また手の外科手術にも力を入れており、人工肘関節手術、人工肩関節手術、人工指節関節手術などに積極的に取り組んでいます。

研究

また膠原病リウマチ痛風センターは活発に先端的な研究活動を行っている施設でもあります。世界でも有数の患者数を誇る施設であるため、臨床データを用いた研究が比較的容易です。世界有数の患者数を誇る施設にはその事実に対する責任があるということを自覚し、患者さんの幸福に繋がる研究を日々進めています。